【フランス】モンペリエでおすすめの観光スポット10選!

モンペリエ(Montpellier)って?

モンペリエは、フランスの南部に位置する都市で、オクシタニー地方圏にあり、エロー県の県庁所在地です。TGVでパリから3時間半ほどで着き、シャルル・ド・ゴール空港から飛行機で行くこともできます。


1年のうち30日ほどしか雨が降らず、日光に恵まれた街です。市内には中世の面影が残る街並みがあり、市内には様々なデザインが施されたトラムが走っています。


モンペリエには、コメディ広場を中心に市内各所に観光スポットがあります。また、モンペリエ大学を代表に中世からの学生都市として知られています。

1.コメディー広場(Place de la Comédie)

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モンペリエの顔とも言えるコメディー広場。モンペリエの中心地・旧市街にあり、いつも賑わっています。中心には三美神の彫刻の噴水があり、古い建物やスーパーレストランなどに囲まれています。また、ストリートミュージシャンによる演奏や、ダンスパフォーマンスなどもよく行われています。人と待ち合わせをする時はよくここを目印に集まります。

 

2.モンペリエ国立歌劇場(Opéra Orchestre national)

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パリのオペラ・ガルニエの設計で有名なシャルル・ガルニエの弟子が設計したオペラ座です。コメディー広場内にあり、建物前では友達とお話しをしたりランチをする人などいつもたくさんの人がいます。夜になるとライトアップされとても幻想的です。また、よく子どもたちがハトに餌をあげているので、たくさんのハトが集まってきます(^_^;)

 

3.ペイル―凱旋門(Arc de Triomphe)

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ペルー公園入口の前にある凱旋門。1693年、当時の国王ルイ14世を称え、フランソワドーペイによって設計されました。パリの凱旋門と比べるととても小さいですが、ラテン語で文字が刻まれ、写真を撮る人たちも多く、街の観光名所になっています。

 

4.ペイルー公園(Promenade du Peyrou)

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モンペリエで若者たちが集まる場所といえばペルー公園です。食べ物を持ち込み、音楽を流し、お話しながらピクニックを楽しんでいます。各種イベントもここでよく行われます。公園の中心にはルイ14世の像があり、奥へ進むと給水塔や水道橋がありとても美しい場所となっています。

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5.モンペリエ大学医学部(Université de Montpellier - Médicine)

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モンペリエ大学医学部の建物にモンペリエ大聖堂が併設されています。モンペリエ大学医学部は、2020年で設立800周年を迎えるフランス最古、また世界でも最古の医学部の一つです。大聖堂には無料で入ることができます。

(2020年で設立800周年を迎えたモンペリエ大学医学部ですが、新型コロナウイルスの影響により式典などのスケジュールが変更されました。偶然ですが、設立700周年を迎えた当時も「スペインかぜ」の影響を受けたようです。)

 

6.ファーブル美術館(Musée Fabre)

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モンペリエ生まれの画家フランソワ=グザヴィエ・ファーブルの作品をもとに1828年に開館しました。15世紀から18世紀のフランスやイタリアの美術品を中心に展示されています。学生は無料で入館し鑑賞することができます。

 

7.モンペリエ植物園(Jardin des Plantes de Montpellier)

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学問や教育目的に作られた植物園でフランスでは最古の植物園です。入口に監視の人がいますが、無料で入園することができます。京都・嵐山で見られるような竹林も見られ、竹にはカップルたちのたくさんのメッセージが書かれていました。

 

8.モンペリエ動物園(Parc Zoologique de Montpellier)

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中心地から離れた場所にあるフランスで2番目に大きい動物園です。なんと入場料は無料で、ライオン、キリン、サイ、シマウマなど様々な動物が見られます。私が行ったときには、入ったところでモンペリエ大学の学生さんが「ガイドをしますよー」という案内をしていました。しかし、注意点が2つ。1つ目は、日本の動物園のように狭い場所で動物たちが飼育されているわけではなく、広大な土地が柵によって囲まれていてその中に動物たちはいるので近くで見られるかは運次第です。2つ目は、あまりの広さに全部見ようとすると疲れ果ててしまうことです。また、動物園はトラムの駅からも遠い位置にあるので徒歩で行くことを考えると体力が必要になります。

 

9.海・ビーチ(La plage)

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中心地からトラムとバスを乗り継いで約30分行くと、とても広く美しいビーチがあります。主に3つのエリアに分かれていて、夏になると毎日たくさんの人で賑わっています。モンペリエのビーチの詳細や行き方は別稿にて紹介します。

 

10.遊園地(Luna park Palavas)

ビーチエリアの1つ、Palavasの近くにある遊園地です。屋台のようなものも出ていて食事をすることもできます。様々なアトラクションで楽しむことができ、なかには闘牛場もありショーを鑑賞できます。

 

まとめ

モンペリエでは、美しい街並みの中を歩きながら、芸術やファッション、グルメ、文化など様々なものを楽しむことができます。フランスといえば、エッフェル塔凱旋門ルーブル美術館などがあるパリが有名ですが、南仏にも魅力ある街がたくさんあります。フランスに行った際には、ぜひ南仏の街を訪れ、楽しんでほしいと思います!